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納豆菌、スゴいなってお話。

2011年10月20日 19:14  その他

今回は、枕や睡眠とまったく関係のない、化学のお話です。

実は先日、ある会社の社長のお話を聞く機会がありまして、そこでたまたま納豆の話がでました。
今まで、そんな気にしたことありませんでしたが、納豆菌ってムチャクチャスゴイんですね。

もちろんご存知の方も多いかと思いますが、私のある意味、感動した話をシェアします。

納豆はネバネバしていますよね。
混ぜれば混ぜるほど、さらにネバネバしていきます。
あのネバネバ、何かというと、アミノ酸なんだそうです。
そして、混ぜることによって、アミノ酸同士がくっついて、やがて糸を引くようになる。

そこで、まずなにがスゴいかというと、納豆菌は自らアミノ酸を生成して、大豆に付けていってるんです。

じゃ、一体なぜ、そんなことをするかというと、それは、

生命を、まもるため

なんだとか。これスゴイですよね!
彼らは、身の危険を感じたときには、自分たちが生成したアミノ酸を
栄養分として再び自分に吸収し、生き残ろうとしているんです。
これには、「そんなことしてたんだぁ!」っと思わず、声を上げました。

しかし、彼らのスゴさはこれだけじゃないんですよ。

話してくれた社長の会社はロシアと貿易をしていて、社員の中にもロシア人が数名いるそうです。
そんな彼らは、納豆を日本ではじめて食べるみたいなんですが、みんな大好物になるんだとか。

そして、自分たちが帰国するときには、日本で納豆を買い込んで冷凍して持って帰り、
家族に振舞ったり、自分でも食べたりします。

そこで、彼らからこんな疑問が出たそうです。

「解凍したんだが、いくら混ぜても、ぜんぜん糸が引かないんだ」

最終的には、「腐ってるのか?」とまで言われ、社長もいろいろ調べたそうです。
ついに、とある研究所にまで電話をして聞いたところ、驚くべき事実が!

なんと、冷凍された納豆菌たちは、自分たちの身の危険を感じ、
今まで自らが生成してきたアミノ酸を食べて、生き残ろうとしていたのです!


スゴイ、スゴ過ぎる!!

研究所の方は、続けてこう言われたそうです。

「2?3日、外に出しておけば、またネバネバしてきますよ。」

地球に生命が誕生してから、38億年が経っていますが、
そうして環境の変化にも対応しながら、生き残ってきたんですね。

なんかノスタルジックにさえ思います、納豆が。
彼らがそうまでして、なぜ生き残ろうとしているのか、考えるのは愚問です。

今日は、そんな話でした。すいません、一人興奮して。
内容について、一部間違っているかもしれませんので、あしからずご了承ください。

枕のキタムラ
北村圭介




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