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平成への感謝と令和への誓い

2019年4月29日 13:30  その他

いよいよ元号が変わる。
31年前のことは、うっすらと覚えている。
小学校の低学年だった。

昭和天皇が崩御される少し前、新聞に病状が書かれていて、その時に初めて下血という言葉も知った。ただ、だからと言って、何をするわけでもなく、事の重大さを理解できず、年が明けた昭和64年1月7日、昭和天皇は御隠れになられた。

当時、よく覚えているのは、「昭和六十四年」に発行された貨幣は珍しく、それを探すくらいのことしか考えていなかったので、甚だ不謹慎だったかもしれないが、子供の考えそうなのはその程度でしかない。一般的な家庭と同じように、私の両親もそのことについて取り合分け子どもたちへ何かを伝えることはなかった。戦争経験のある祖父は、自分史の中で、昭和天皇の玉音放送に触れていたが、ザーザーと雑音が五月蠅くて何も聞こえじ。。。と記されていた。

それから30年。私もおかげさまで大学まで出させてもらい、海外へも留学でき、たくさんの人にも会うことができた。海外へ出ると、日本国の素晴らしさをいつも気づかされる。もちろんがっかりするところもあるが、それを差し引いても、海外での日本国、日本人に対する評価というか、印象は、私の知る限り、どれも突出していると言っていい。皇室に対する敬意も、外国人からの方が重く感じることがあるほどだ。

「象徴として」というお言葉を常に口にされていたが、まさにそういう存在であられようとしていたことが、今の日本の、海外からの印象に繋がっていることは間違いない。他国と比べて優れているということではなく、日本の在り方として存在する姿を否定する人などいないだろう。

一度でもお目にかかれないかと、ずっと願っていた。先日、伊勢神宮へ参られたときがチャンスと思い、何とか仕事の都合をつけて名古屋駅へ駆けつけたが、あまりの人気ぶりにお姿を拝見することはかなわなかった。残念ではあったが、仕方のないことだ。一瞬でも同じ空間におられただけでも幸せだった。

しかし、だ。
こんな奇跡があるのか。

平成31年4月19日14時50分 東京駅
関東方面での出張を終え、名古屋へ帰ろうとした、その時。


思わず、お疲れ様でした、と叫んだ。
手は震え、なぜだか涙があふれた。
なんという穏やかな空気なのだろう。

この興奮は、一生忘れないし、この幸運に心から感謝の気持ちでいっぱいになった。こちらから伺うとお目通りはかなわず、一生懸命仕事していたら、このような、まさに千載一遇の偶然に。なんとも不思議な話であるが、同時に、自身のまだやらなければならないことがあるのだと確信した。新たな天皇のもと、令和の時代は、平成と同じようか、それ以上になるよう、日本のために尽くしていく。そんな思いで、この歴史的瞬間を過ごしたい。

今回のご退位により、もう公務へは出られないとのこと。人々の前にお姿を見せられることはないのかもしれない。これまで気を張られていたお二方だから、緊張感が解けて、急に体調など崩されないよう心から祈ってやまない。まだまだお元気でいらしてほしい。

株式会社Kitamura Japan

北村圭介




デンワ、キライ

2019年4月 9日 15:30  その他

ボヤキで恐縮だが、同じように考えている人もいるのではないか。
周りの親しい人には話すが、個人的な意見として、デンワが嫌いだ。

なんの要件か分からなく、突然鳴る。
ホラー映画じゃないが、着信があることに怯えている。

そして、非通知や番号だけが表示されて、
どこの誰が分からないのに出るなんて怖すぎるのだ。
相手は誰だろうか、どんな話を切り出してくるのか、
怒っているのか、それとも悲しいのか。
うれしい電話だったとして出たら、えらい剣幕だったとか。

そういった、不安の比重が大きい。

だいたい、そちらの都合(タイミング)でかかってくるわけで、
こちらは、何かしら別のことをしている。
それを遮られた上に、相手の話の内容を飲み込むのに相当な労力を使う。
目の前に集中していることだってあるだろうし、
仕事のことを考えたくないときだってある。
家族との時間に割って入るなんて、不届きではないか。

それほど大事な要件なのか。

意を決して出てみたら、「確認のお電話です。」

電話会社は5Gもいいけど、名前や要件がディスプレイに表示されるなど、
そろそろ何かコミュニケーション部分の改善はさせられないのか。
何千億と被蓋が出ている犯罪の手段に使われているのだから、
対策をとっていないことは、いかがなものかと思わずにはいられない。

話が逸れたが、開口一番、「今、いいですか?」って、なんだ、と思う。

だから出たくないのだ。

まくらのキタムラ
北村圭介





「働き方」ではなく、作り方改革6ヶ条

2019年3月28日 10:35  MIJP経営

ほんの2年ほど前から、世の中、一斉に「働き方改革」が提唱され、
国としても、様々な具体策を躍起になって講じてきている。
経営は、環境が7割だとか、9割だとか言われているのは、
いみじくも、まさにこういったことを表しているのだろう。
経営者は、板挟みとまでは言わないが、手腕が問われることは間違いない。

さて、それはそれで念頭に置きつつ、半年前から取り組んでいることがある。
それが、「Kitamura Japanの作り方改革6ヶ条」だ。

1.リピーター・ファースト(ファンベース)
2.社会的弱者の積極雇用
3.魅せる工場(職人ファンサ)
4.環境負荷低減(地球にやさしい)
5.財務戦略(脱どんぶり)
6.圧倒的な差別化( 一つの枕を、一人のために)


それぞれの具体的な内容は以下の通りだ。

1.リピーター・ファースト(ファンベース)

8割のパイを、2割が占めるという、パレートの法則のとおり、
ご多分に漏れず、自社の顧客もそのようなきらいがある。
新規獲得では展示会など営業コストもかかるし、両社の関係性を築くのにも時間はかかるし、
なかなかリピートへつながりにくい現状があった。

【取り組み】
長らくお取り組みをさせていただいている顧客との連携を深めて、
彼らが売り飽きないように企画を打ち出し、一緒になって取り組む。
具体的には、BtoB向け交流サイトを構築した。(IDとPassが必要)
さとなおさんの書籍「ファンベース」は大変参考なった。


2.社会的弱者の積極雇用
障がい者、シングルマザー、高齢者の働ける場所を創出する。
現在、2名の障がい者が働いてくれているが、彼らは特別ではなく、
他の社員やパートとまったく同じように働いてくれている大切な戦力だ。

【取り組み】
単純な作業を作り出すことで、長時間働けない人や体が不自由な人、
考えることが苦手な人が気兼ねなく、いつでも働ける環境を整えていく。
例えば、商品パッケージの自作、工程の細分化などが挙げられる。


3.魅せる工場(職人ファンサ)

日本国内で、すべての枕を製造している。
かつては現場を見せてこなかったが、それを開放することで、
ブランドに新たな価値を見出すことができる。

【取り組み】
職人たちがエンドユーザーと繋がれる機会を創ることで、彼らのモチベーションを上げる。
すでに多くの事例があるが、両者で相互のコミュニケーションを創出していく。
例えば、オープンファクトリー、ワークショップ、SNS、
先日、社員が一丸となって、いい取り組みができたので、別の機会に共有したい。


4.環境負荷低減(地球にやさしい)

世界中でプラスチック製品排除の動きが活発化している。
英国や米国でも展示会などで、実際に指摘をされた経験もある。

【取り組み】
消費させるだけの商品を創るのではなく、メーカーの責任において、
地球環境を考えた、循環できるようなものづくりをする。
例えば、サーマルリサイクル、BioPlastic、自然素材、SDGs
すでに有力なメーカーを見つけているので、早期に実現させたい。


5.財務戦略(脱どんぶり)
当たり前のことに目を向けていないところは猛省し改善する。
売上に対し、経費が明細化されていない上に、部門の利益・損失が不明確であった。

【取り組み】
部門別採算をすべて記録していき、見合った事業戦略を組み立てる。
結果、不採算事業の撤退や投資に掛けるコストの割り出し、社員への還元ができる。
例えば、会計ソフト導入、人事評価


6.圧倒的な差別化( 一つの枕を、一人のために)
誤解を恐れず言えば、世の中のオーダー枕というものは、
あくまでパターンオーダーであり、メーカー都合の限られた販売手法である。
そして、現在25000円程度が主流だが、上昇していく価格帯も考え物だ。

【取り組み】
長年、OEMとして商品開発を手掛けてきた経験を活かす。
まずはECから受注システムを構築し、トライ&エラーを繰り返し、
最終的に店舗展開を想定している。
例えば、枕のフルオーダーシステム、実店舗運営
オーダーについては、イージーオーダーのベータ版が、すでにローンチしており、
今は、百貨店でテスト販売中で反応も上々だ。

以上となる。

お分かりの通り、やっていることは大きく変わらないが、
その切り口(捉え方)や考え方を変えていく。

目まぐるしく移り変わる世の中で、限られた経営資源を活かし事業をすることは
並大抵のことではないと改めて思うのだが、社員と顧客と一致団結して進んでいこうと思う。

世界に、元気な、おはよう!を創るために

まくらのキタムラ
北村圭介




付加?違う。価値は【生み出す】んだ。

2019年3月12日 14:37  MIJP

名古屋市からの受託事業として、NPOメイド・イン・ジャパン・プロジェクト
デザイナー梅原真氏を迎え、セミナーを開催した。

「プロフェッショナル 仕事の流儀」などにも出演したことで知られる、
地域に根付いた、土地の力を引き出すデザインに定評がある。

一方、非常にストイックであり、いい加減なことを嫌う。
分かりやすく言えば、「気難しい怖い人」カナ。
滅多に講演なども行わないそうだが、
プロジェクトを担当していただいたゴーアヘッドワークス蒲さんの熱意に絆され、
この度、「あまり行ったことがない」という名古屋へお越しいただいた。

高知県の土佐山田にある事務所まで、事前挨拶へ伺う際も
関係する書籍を読み漁り、WEBも調べ、できるだけ準備していったにもかかわらず、
いざ目の前にすると、ものすごい存在感で、勝手に圧倒されてしまい、しどろもどろに。。。
当日もどうなることかと、ずっと不安だった。

そのことは100名を超える参加者はみんな知っていたようで、
始まるまでは、いつになく緊張感が漂っていた。
しかし、一言話し始めたら、一気に、梅原ワールドに会場が引き込まれる。
感嘆する場面や、笑顔がこぼれる、とても和やかな雰囲気となった。
プレゼン資料も、さすがのクリエイティブで分かりやすく、
90分という時間も、あっという間に流れた。

人のもので測るのではなく、自分たちの尺、モノサシで測るということ。
個性を想い、それを活かす(生かす、かもしれない)ということ。


彼は70歳にもなるが、あえていうと好奇心の塊みたいな人。
スタンスとしては、「おもしろがる」だ。
それは、本質を見極めるということとイコールなのかもしれない。

ローカルを探っていったら、世界へつながったというように、
砂浜美術館四万十バッグは好例であり、実際に世界各国で展開されている。
ローカルを追求している居酒屋が、実は超グローバルだったという話をきいたことがあるが、
つまり、そこにアイデンティティがあり、それが唯一無二の誇るべき存在である証だ。

彼は、付加価値という表現を嫌い、
「違うやろ。そうじゃない。価値は【生み出す】んだ。」と伝えてくれた。
海士町のコピーにある「ないものは、ない」は、実は「なんでもある」ということ。
ない物ねだり、隣の芝生がグリーンに見えてしまうように
自分を卑下するのではなく、それこそが価値なのだと語ってくれた。

だから、あらゆる要素を集約させて、ギューッと1滴を抽出する→生み出す。
そんなイメージだ。

ただ、これが、むずかしい。
一朝一夕ではできないから、結局また紆余曲折、悩みながら進むのだろう。
それでもあきらめてはいけない。自分たちを信じていこう。
梅原さん、ありがとうございます

まくらのキタムラ
北村圭介

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中国キャッシュレスの凄み

2019年2月27日 16:29  その他海外

道端の物乞いがQRコードを表示してるとか、店頭のQRコードをすり替えてる犯罪とか、
まことしやかなウワサ話が絶えない中国のキャッシュレス事情ではあるが、
小生が目の当たりにした出来事を2つ紹介したい。

1つ目は、展示会の帰り、ごった返している切符売り場で起こった。

散々並んでようやく自分の番が回ってきたというのに、
キャッシュオンリーだった発券機に戸惑う男性。
「なんだよ、チクショー」とでも言いたそうで、気持ちは分かる。
いかにも今の中国を象徴する光景だ。

彼が現金を持っていないのに気づき、後ろの女性が話しかけた。
言葉は分からないが、何度か言葉を交わしたあと、
彼女は彼に現金を渡し、彼はそれで切符を購入した。

そして、その後、スマホでやり取りをしている。
どうやら彼は電子マネーで返金したようだ。
彼は軽く礼を言うと、さっそうと人混みの中へ消え、
彼女は何事もなかったように自分のを購入した。
目の前で起きた一瞬の出来事。すごい世の中だと思う

また別の時には、こんな経験もした。

そこは、キャッシュは受け付けないお店だった。
クレジットカードなら、できるかも、、、ということでVISAを渡すが、
受け付けられないから違うカード、マスターで。
それもダメで、アメックスも、もちろんダメ。

どうしたものかと困っていると、彼女もしばらく考えてくれ、
そして、閃いたように、中国元を受け取ると、
なんと彼女が電子マネーで支払いをしてくれた。
いやぁ、すごい世の中だと思う。

キャッシュレス化によって、資産は筒抜けになっているはずだ。
自分の財布の中を見られてるようなものなのに、それでもいいのかと尋ねると、

「我々には、そもそもその類の概念がないよ。
 であれば、より便利になるのがいいに決まってるだろ。」

と話してくれた。

あんまり後先は考えていないようだ。
なんとも、たくましい限り。

まくらのキタムラ
北村圭介




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