ジムナストを発売してからアンケートをとっていましたが、
その中でも多いのが、カバーリングが数が少なかったり、
色目がよくなかったりで、インパクトが弱いというお声がです。

形状が特殊な枕であるため、カバーの需要も高いのですが、
ジムナスト自体のターゲット層に合わせた種類が充実しておらず、
結果、インテリアにこだわっている方へ、
機能だけでアピールすることに限界がありました。

そこで今治タオルの存在に出会いました。

発色のよいカラーだけでなく、いや、その裏づけとして、
今治タオルが地域の産業としてモノづくりを守り継承していく姿勢に感銘を受け、
是非、このタオルでカバーを作りたいと思うようになり、
知り合いのインテリアショップの方にご紹介いただき、
今回のコラボレーションが実現しました。

このコラボレーションには、実はもう一つの想いがあります。

大手メーカー同士のコラボレート商品は巷でよく見かけます。
ユニクロと誰々、ポーターといわゆるダブルネーム商品ですが、
我々のような零細メーカーでも取り組むことができる一つの例として
世間に広めていきたいということです。

日本においてメーカーの元気がないと言われていますが、
想いや行動で、全く違った世界が広がることもあります。
そんなマッチングの実例となれれば幸いです。

我々はお歳暮に今治のタオルを大切な方にお送りしました。
逆に今治タオルのメーカーの担当者は、
ご自身の大切な方へのクリスマスプレゼントとして、
ジムナストと今治カバーをセットでご注文いただきました。

たとえ小さな出会いではありますが、
こんな素敵なコラボレーションが日本中に広がれば嬉しいと思います。

今治タオルカバーはこちらから

枕のキタムラ
北村圭介