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羽毛布団の中身


羽毛布団の中身

羽毛布団の中身はどのような種類があり、どのような特徴があるのでしょうか。


・ダックとグース

グース(ガチョウ)

ダックはいわゆるアヒルで、グースはガチョウです。
どちらも水鳥で同じガンカモ科。
イメージ的には似ているようにも思いますが、現物を比べると意外と違うことに驚きます。
ダックであるアヒルはユーラシア大陸に野生している渡り鳥から分かれた種で、西暦60年頃にはすでに中国やヨーロッパなど北半球を中心とした地域で飼育されていました。日本では平安時代から飼育されていたようですが、産業として本格的な飼育がされたのは1800年後半からのようです。
アヒルは早熟早肥で、出生時は50グラムの体重が80日ほどで60倍の3kg.になりますので、家畜として重宝されています。
1羽から体重の約6%、つまり約180gのダウンが採取できます。
グースであるガチョウは野生のガンから分かれたもので、古代エジプト人が紀元前に飼っていたのがその始まりです。
成長はとても早く、2ヶ月を過ぎる頃には本羽毛が生えそろいます。
また成長段階では、非常に多くの餌を必要とし、餌がなくなるとテレビなどでよく見ますが、人の後を付いてまわったりといった行動をとります。
4年で成鳥となり、寿命は大体20年ほどです。


・鳥島のアホウドリ

鳥島

実は明治時代に、日本は羽毛を輸出していたという事実がありました。
現在は国際保護鳥となっているアホウドリの羽毛がそれになります。
東京から南に約600kmほどのところに、直径2.7km、周囲8kmの鳥島という島があり、当時、秋から春にかけて渡り鳥である多くのアホウドリはこの島で過ごしていました。 その数は足の踏み場がないほどだったと言います。
そこへ1888年(明治21年)に一人の人物が降り立ちました。
彼の名は玉置半右衛門(1838年)と言い、羽毛の原料として重宝されるアホウドリが島に多数存在すると知って、彼は国から島の借用許可を得て、その採取を勢力的に行いました。
一羽のアホウドリからは約400gの羽毛を採取することができ、玉置は以後15年間で推定500万羽のアホウドリを捕獲したとされています。
価格としては、羽毛600gが約15円程度で売買されていて、その後は希少価値がつき高い物で80円の値がついていたこともあったそうです。
つまり、玉置は、米一升が4銭であったこの時代(1890年ごろ)に年商8400円と、巨万の富を得ていたことになり、その資金で築港、道路建設、特産物の栽培などに投資し、生涯を通じて小笠原、鳥島、南大東島の開拓に尽力を注ぎました。
しかし、結果としてアホウドリは絶滅の危機にさらされることなり、玉置は悪名高いアホウドリ乱獲者として、その名を後世に残すこととなっています。
現在はその保護活動が行われており、その甲斐あって鳥島にも多くのアホウドリが確認されるまでになりました。
2005年春の鳥島アホウドリ調査の報告によると、総個体数は約1730羽に増えているそうです。


・ダウンとフェザー

保温力の非常に高いダウンはその種類が多く、品質にもそれぞれ違いがあります。
ガチョウの胸から採れる産毛をグースダウン、アヒルや鴨から採れるものをダックダウンと呼び、採取の方法もハンドピックとマシンピックがあります。
また採取する時期によっても品質に影響があり、やはり冬場に採取したものがダウンのサイズも大きく上質であり、雨季に採取したものは臭いの発生源となり、より徹底した洗浄が必要となります。
加えて早熟の水鳥と成熟した水鳥と比べてもダウンの大きさが違います。
もちろん成熟した水鳥から採取したダウンの方が、ダウンのサイズも大きく柔らかいので、暖かいです。
フェザーはそれぞれの翼の周りの軸のある平面状の毛のことをいいます。
軸があるため、ゴワゴワし、平面状のものであるため布団のボリューム(かさ高)を出すことができません。
そのため上質の布団を作るためには不向きであると言うことができます。
スモールフェザー
ダウンボール

・鳥インフルエンザと羽毛の現状

2003年末頃から鳥インフルエンザが流行りましたが、羽毛の原材料の安全性に関しては輸出国と輸入国双方で、動物の検疫を通過して入荷されますので、全く問題は有りません。
しかし、羽毛の主要原産国である中国では国内需要が大幅に伸びてきており、やがて羽毛布団が普及し始めると、もはや中国は産出国では無くなる可能性があります。
また価格の高騰が始まっておりますので、今後は安価な羽毛布団が大幅に減るのではと考えられています。
最近は新聞やテレビ等で大きな話題となっている羽毛ですが、今後ますます希少価値が出てくると思われます。



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